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2010-06-03
サルディに受け継がれる伝統
- 2010-06-03 (木)
- サルディな日
営業中、何気なく使っている言葉の中には、仲間内だけで通じる言葉
いわゆる符丁といわれるものがあります。
例えば有名なところでは、すし屋さんの シャリ(酢飯) やテレビ業界用語の てっぺん
(時計の針が一番上 つまり12時になったこと)
デパートさんなんかでは、お手洗いにいくことを、〇番にいってきます。という
ところもありますね。(番号はデパートさんによってちがうらしいです)
飲食業でももちろんそのようないい回しはあり、
品切れメニューのことなどは、
例えばオリーブが品切れだったりすると、
オリーブ やまで〜〜〜す。
と、キッチンから声がかかります。
なんで品切れのことを やま というかといいますと、
いくつか説はありますが、その商品の売上が山の頂まできたから
(品切れなのでそれ以上その商品では売上は発生しないから)
という説が一番綺麗かなと思ってます。
他にも売るものがなし から、山梨 で やまになったという説もあります。
やま
という符丁は、比較的飲食店では使う店が多いので、
新しいアルバイトスタッフさんなんかでも、すでに知っている人もいたりするのですが、
カフェ サルディ コンパッシオーネには、
うちのスタッフしかわからない特殊な符丁があり、
それってどんな意味ですか?
と、必ず聞かれる 独特の符丁があります。
それは〇〇チャ〜〜〜〜〜〜〜ンス
という符丁、タイミングを合わせる声かけです。
ではサルディ流
正しいチャンスコールのかけかたをお教えしましょう。
チャンスコール発生条件
お客様からフードとドリンクを同じタイミングで出して欲しい。
と、言われた時に発生します。
当然フード(ドルチェ)のが時間がかかりますので、
フードが出る直前に、インカムで
ドリンクチャ〜〜〜〜〜〜〜〜ンスと、元気にバースタッフに対して
ドリンク作っていいよ!
という合図を出します。
逆に、時間のかかるドリンク
例えば紅茶(抽出時間がかかるので)と、時間がかからないドルチェ
(ティラミスなど)の場合は、バースタッフから、キッチンに
ティラミスチャ〜〜〜〜〜〜〜ンス
と合図をします。
決して照れてはいけません。決してふざけてはいけません。
そして元気にハイテンションで言うのも暗黙のルールです。
これが出来れば、あなたも立派なサルディニストです。
毎日その符丁を何回も使っているので、自分らはまったく気にならないのですが、
最初聞いた人は、
え?何がチャンスなんですか?
と、怪訝そうな顔で聞いてきます。
実際、今日も佐々木 健介似の愛妻家パパから、
チャンス?????って何?
と聞かれましたが、答える時間がありませんでした。
そもそもこのチャ〜〜〜〜ンスコールの歴史は古く、
房’s銀座の料理長が、まだ渋谷房’sの料理長だったころ、
カフェではなく、ワインダイニングだったのでほとんどコーヒーは出なかったのですが、
中にはデザートと一緒にコーヒーを注文される方もいて、
その時に町田が、
料理長 デザートとコーヒーを合わせて出すので、
タイミングがあいそうなチャンスのときにコールしてくれれば、
コーヒー落とします。と言ったのがきっかけです。
そして
コーヒーチャンスだよ〜〜。という料理長の一言から、
いつのまにか、
コーヒーチャンスですか〜?と、ホール側が聞くようになり、
やがてこの、コーヒーチャ〜〜〜〜〜〜ンスが生まれ、
その伝統が、料理長が変わっても、お店が変わっても、
コーヒーマシーンが変わっても、
次の世代へと受け継がれているのです。
きっとこれを読んで佐々木 健介似の愛妻家パパも納得してくれたと思います。
そういえば健介さんは、最近
なぞかけブログ というのをはじめたそうです。
なぞかけだったら、落語家の息子のこの町田も負けられません。
むむ!
整いました。
サルディのアルバイトスタッフとかけて、
看護婦さんと解く
その心は・・・・・・
ふちょう(符丁 婦長)を理解すれば働きやすくなるでしょう。
おっと、そろそろ町田のネタも やま なので、 てっぺんもとっくに超えていますし、
寝ることにします。
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